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「働き方」には組織に属することと、独立して個人で働く方法があります。「個人で働く」というと社会から断絶された孤独な印象があるかもしれません。しかし、組織に従属せず社会とつながりも持つフリーエージェントという形で活躍する人々が存在します。彼らはどのような働き方をしているのでしょうか。
会社に勤める場合、いわゆるタテのつながりと呼ばれる人間関係を無視することはできません。ときには面倒になることもありますが、組織としてそこにいる人たちで協力して仕事をしていくためには必要なことです。一方、フリーランスなど個人で働く人たちはヨコのつながりが大切になってきます。仕事を貰ったり、業界のトレンドに遅れずついていったり、同じような悩みを相談したりと必要不可欠なつながりなのです。インターネットが普及し、組織外ともつながりやすくなったことやグローバル化による競争の激化で、仕事は「組織」ありきのものから「プロジェクト」ベースのものへ変わってきています。組織に属していても、プロジェクトチームが形成されリーダーのもと期間内に遂行することが増えてきました。顧客からの要望をプロジェクトとし、それに必要な人材を集め働くなら組織に属する必要性が感じられません。むしろ、プロジェクトに合った強みを持つフリーエージェントを集めて一時的にチームをつくってしまった方が、効率、能率の面からも適しています。組織に属して安定して仕事ができることが最適とはいえない時代になってきているのです。
インターネットを用いて、社会とはつながっているが組織に属さず独立して働く人々のことをフリーエージェントと呼びます。フリーランスや臨時社員、ミニ企業家があてはまります。アメリカでは2001年にはすでに約4人に1人の人がフリーエージェントとして働いていたようです。フリーエージェントとして活躍するためには何から始めたらいいのでしょうか。まずは自分がフリーエージェント(FA)であると宣言することです。ホームページを作ってそこでFA宣言し、これからやりたいことややれることを発信します。そして、どんどんインターネット上で情報を発信していきます。「与えた者こそが与えられる」ので情報を発信する人にほど貴重な情報が集まるのです。自ら行動することで初めてチャンスやヒントが集まってくるのです。さらに、会社や学校以外で普段思っていることや感じていることを話し合える仲間を作ってください。自分が知らない世界の話を聞き、ときには他人の問題を検討することで得られるものは計り知れません。小さなことからでも実行していくことが大切なのです。フリーエージェントとしての活躍の場をつくりあげていきましょう。
売上げは上がっているのに、現金がない!という資金繰りに関する悩みは個人事業主であるフリーランスにはつきものかもしれません。特に、仕入が発生する商売をしている場合によくある現象です。売掛金が入金しないと次の仕入れができず、そうすると次の回転にもまた影響が出るという悪循環です。キャッシュフローがまわっていない状態ですが、なぜフリーランスはこの状態に陥りやすいのか、その原因を紹介します。
仕事を獲得できなければ、フリーランスライフは成り立ちません。多くのフリーランスはまず自身の持つ人脈をたどって仕事を獲得し、そこからさらに広げていくというパターンが殆どでしょう。しかし、それほど広い人脈があるわけではない人も多いでしょうし、ある程度たどったらすぐに行き詰ってしまいます。1社だけを頼りに仕事をしていても、もしその1社から仕事をもらえなくなったら、即終わりです。そうならないためにも、複数の顧客を確保することが得策です。
フリーランスとして一人で頑張って働いてきて、顧客も増え、順調に仕事が回るようになってくると、次の悩みにつきあたります。それが、自分ひとりでこなせる仕事量の限界が見えるということです。仕事量の限界が見えるということは、稼ぎの限界も見えるということ。もっとやりたいことがあっても、それに手をつけることもできず、イライラしているようなら協業を視野に入れてみては?