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フリーランスは自由に仕事をすることが出来るのが何よりの魅力ですが、その分仕事量を自分で制限してしまい、辛いと思ったら止めてしまうという落とし穴があります。他人の目がない分、つい自分を甘やかしてしまって、本来のポテンシャルを発揮していないケースです。人に指示をされないと動けない人はフリーランスには向いていないと言えるでしょう。
フリーランスは基本一人で仕事をします。他人からの指示も受けず、管理もされません。何時にどこで何をしていようが誰の目を気にする必要もありません。モチベーションが高い時は休みもなく働き続けていられますが、ふとモチベーションが下がってくると期日までに仕事をしていれば大丈夫だろうという気持ちが生まれて怠けてしまいます。このような自分のやる気とモチベーションによって、知らず知らずのうちに自ら仕事量を調整してしまいがちです。もっとお金が必要だと思っていても、自分の限界を感じてしまうことで、仕事量を増やせないのです。
フリーランスは、当然仕事の量を増やしていかないと稼ぐことができません。しかし仕事が面倒になってきたり、集中力を欠いてしまうような状態が続いていると、今日は仕事をしなくてもいいやと思うようになり、そんな日が続くと焦りと自己嫌悪に陥ってしまいます。
モチベーションが低くても毎月一定額の給料が振り込まれる会社員とは違い、フリーランスはモチベーションを維持し続けることが重要であり、必要な金額を稼ぐためにはどれくらいの仕事をすればいいのかを自分の中できちんと決めてこなさなければなりません。自分を縛るものが何もない状態でいると、モチベーションは下がり続けてしまい、今日はこれくらいの仕事でいいだろうと勝手に終わらせてしまうのです。もっとお金を稼ぎたいと思っているなら、金銭部分の目標を作る等して、目標とする仕事量を的確に設定することが重要になります。
月にどれくらい稼ぐということでは、実はモチベーション維持にはつながっていきません。維持したいなら日割りで稼ぐ金額を設定し、これに合わせて仕事をしていくことが大切になります。そうすることでモチベーションを維持したまま仕事が出来るようになり、目標に達すれば終われるんだから頑張ろうという気持ちが生まれます。フリーランスにはこうした気持ちが必要不可欠であり、出来れば目標設定をして維持しておくことが大切です。
フリーランスが仕事量を調節してしまう理由として、相談する相手がいないというケースが考えられます。誰でも良いので気心の知れた相談しやすい相手をつくることも、モチベーション維持のためには有効です。当然、相談する内容によっては、あまりいい回答が得られないこともあるでしょう。しかし、何を相談しても同意しかしないような間柄では、ぬるま湯になってしまい、相談のつもりがただの愚痴で終わってしまったりもします。時には耳の痛い意見を言ってくれる人ほど、よき相談相手として良好な関係を保つ努力が必要です。
売上げは上がっているのに、現金がない!という資金繰りに関する悩みは個人事業主であるフリーランスにはつきものかもしれません。特に、仕入が発生する商売をしている場合によくある現象です。売掛金が入金しないと次の仕入れができず、そうすると次の回転にもまた影響が出るという悪循環です。キャッシュフローがまわっていない状態ですが、なぜフリーランスはこの状態に陥りやすいのか、その原因を紹介します。
仕事を獲得できなければ、フリーランスライフは成り立ちません。多くのフリーランスはまず自身の持つ人脈をたどって仕事を獲得し、そこからさらに広げていくというパターンが殆どでしょう。しかし、それほど広い人脈があるわけではない人も多いでしょうし、ある程度たどったらすぐに行き詰ってしまいます。1社だけを頼りに仕事をしていても、もしその1社から仕事をもらえなくなったら、即終わりです。そうならないためにも、複数の顧客を確保することが得策です。
フリーランスとして一人で頑張って働いてきて、顧客も増え、順調に仕事が回るようになってくると、次の悩みにつきあたります。それが、自分ひとりでこなせる仕事量の限界が見えるということです。仕事量の限界が見えるということは、稼ぎの限界も見えるということ。もっとやりたいことがあっても、それに手をつけることもできず、イライラしているようなら協業を視野に入れてみては?